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2019年10月15日 【賢く高値で不動産売却（5）】頻出の質問、一般か専任か。　　No.1,131

おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。

これだけ災害が多いから、
日本から多くの人がアメリカへ移住する夢を見ました。
言葉と職業をどうしようかと。
被災されている方々、言葉も出ません。
どうかお体お大事に。

売主さんから、よくある、ご質問があります。
一般媒介がいいのか、専任媒介がいいのか？ということです。

欲しい人がたくさんいれば、高くなりますよね。
いわゆる需要と供給です。

欲しい人がたくさんいるということは、「いい物件」なのでしょう。
では、「いい物件」とは、どういうことでしょうか？

角部屋、
最上階、
角地、
平屋、
小学校が近い、
駅が近い、
商店街が近い、
などなど、ということでしょうか？

違います。

「いい物件」とは、「相場程度の価格か、あるいは相場よりも安い物件」のことをいいます。

つまり、「いい物件」であれば、
自然と競争の原理が働きます。
ですので、この場合であれば、
一般媒介において効力を発揮します。
逆に言うと、「いい物件」でないのならば、
その効力、つまり競争の原理が発動しないということになります。

ですので、賢く高く売却するには、
専任媒介が適しています。
その目的を遂行するために、
不動産屋が売却していくための、
工夫や努力や費用と時間を注ぎ込んでいく必要があります。
可及的速やかにではあるものの、それなりにじっくりと取り組む必然性があるからです。

ここまでの話が、
実は、「一般の方々の思考」と、
「不動産屋の思考」と、
大きくズレが生じているところです。

つまり、一般媒介にすると、早く高く売れる！と思われがちですが、
実は高い価格であると競争の原理が働きません。

ちなみに、これは、やみくもに高い価格で媒介を取得するためだとか、
専任へ誘引するためだとか、
そういう意図では無い、ということをご理解くださいませ。

写真は、久米池うどんさんの、
「わかめうどん　中　540円」です。
https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000346/

ここの「麺」と「出汁」は、安定の美味さです。
やや平たい麺が、出汁を吸って、ほんのりオフホワイトになるのです。
やはり、次回からは、「ごぼチリ」です。

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