2023年01月22日
「土地に家屋があるという恩恵」からサヨナラ No1,314
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おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。
しかし、寒いですね。
もうあっという間にひと月が過ぎようとしており。
最近「ほんと人生あと残りが少ないなあ」と感じる日々です。
年始に抱いた6個の目標はクリアできるようにコツコツやろう。
2023年1月15日曜日 朝日新聞デジタル記事からの抜粋です。
【増える空き家、団塊世代の高齢化でさらに。 国は税優遇見直し検討】
全国で空き家が増えている。国の調査では、賃貸用などをのぞいて人が長い間住んでいない家は349万戸あり、人口減の時代を迎え、今後はさらに増えると見込まれる。売りたくても売れず、管理の費用や手間がかさむといった悩みも。相続放棄などで放置され続けると、周辺環境の悪化や倒壊などにつながることもあるため、国も対策に乗り出す。
5年ごとの総務省の住宅・土地統計調査(2018年)によると、空き家は全国に849万戸あり、住宅の総数に占める割合は13・6%。野村総合研究所の予測では、空き家の取り壊しが進まない場合、38年にはさらに31・5%に上昇する。特に、持ち家率が高い団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる25年以降、急増する恐れがある。
別荘や賃貸用の住宅などをのぞき、人が長い間住んでいない空き家は349万戸(5・6%)で、高知、鹿児島、和歌山、島根など6県で総数の10%を超えている。木造一戸建てが240万戸で、「腐朽や破損あり」も約101万戸ある。
国は管理状態が悪い空き家の修繕や建て替えを促すため、固定資産税の優遇措置を見直し、税負担を増やす検討を始めた。今月末の有識者会議で制度見直しを決め、早ければ来年度中に新たな課税を始めたい考えだ。
■実家が空き家に、処分したくても…
空き家に関する相談などを受け付ける「NPO法人空家・空地管理センター」(埼玉)には、実家が空き家となり、悩む人からの相談が多く寄せられているという。思い出の詰まった実家を処分することへのためらい▽「家を残してほしい」という親の思い・家財整理や手続きが面倒――など、様々な問題が背景にある。共有名義の場合、所有者の意見が合わず、売れないことも少なくないという。
相続放棄され、誰も管理しなくなってしまうこともある。司法統計などによると、21年の相続放棄の件数は約25万件。10年前の1・5倍と、亡くなる人の増え方を上回る勢いだ。地方の地価低迷や、住む予定がない、親族ではあっても関係が疎遠、といったことが背景にあるとみられる。
■新築重視の政策のツケ 家の「終活」支援を
15年には空き家対策特別措置法が施行され、空き家が危険な状態にある場合は、自治体が略式代執行で取り壊すこともできるようになった。相続放棄された物件については、自治体が民法の「相続財産管理人」などの仕組みを使って売却することもある。ただ、空き家問題に詳しい明治大の野澤千絵教授(都市政策)によると、売れなければ手続きの費用を税金でまかなう必要があるため、地方の資産価値が小さい家は放置されがちだという。
国はこれまで、住宅ローン減税などの優遇措置で、新築重視の政策をとってきた。野澤教授は「大量に造ってきた住宅の終末期に目を向けた政策を講じてこなかったツケがきている」と指摘する。「造ることに比べて、住宅の『終活』に向けた政策が圧倒的に不足している。解体費用を支援する基金をつくるなど、住宅をたたむことへの施策を考える必要がある」と話す。
【感想】
とまあ、もう10年以上ぐらい前から言われてきたことですが。
もう本当にやばくなってきて、政府ものっそりと動き出したという感じですね。
簡単に表現すると、
「小規模住宅用地の特例があるから、土地の上に建物があれば、
土地の固定資産税が本来の土地の税額と比べて6分の1程度になる。
だけれど、建物を解体して更地の土地にしてしまうと、
今支払っている税額の5倍から6倍程度の税額を請求されるようになる。
ゆえに、ボッロボロの家屋になったとしても放置している」
という考え方による、多くの方がされている方法なわけです。
でもね、この制度を「やめよう!」という動きが政府にあって、
政策が実現すると、所有者は大きくなった税額を支払う必要が出てくるわけですよね。
「建物を解体しない何かしらの要因」があって、
土地の固定資産税が増えたからといって、
すぐさま「建物を解体しよう!」というふうにはならないとは思うけれども、
空き家が多いわけですから、政府からすると、税収が増えてしめしめという感じでしょうなぁ。
本当は、上記の「建物を解体しない何かしらの要因」を解決させることによって、
不動産の流通を勢いづけて、日本経済の底力になればいいなと考えるのですが。
時々、街を見てたら、ありませんか?、
「あ~、こことここを解体して、こことあそこの土地を全体利用したら、
一気に価値が上がるのになぁ~」って考えることって?!
一般の人は考えないか(汗)。
っということで、上記の「解決すべき何かしらの要因」のご相談は、
お気軽にT-不動産までお問合せくださいませ(営業トーク)。
写真は、「自作チャーハン」です。
子供に「どうしてもチャーハンが食べたい」という要望があったので作りました。
とても想定外だったのが、妻から「かなりレベル高い。ずっと食べられる感じ」と、
お褒めのお言葉をいただいたことです。
市販の焼き豚は「甘い」ので使用せずに、
豚ひき肉をコショウと少しのにんにくで下味をつけます。
あとは、長ネギの白い部分を多めに使います。
これだけで、大抵のチャーハンは美味しくなると思います。
今度、また作ろう。
高松市の不動産のあなた様のお悩み「解決」に向けてのご相談は、
まずは村上までメールしてみてくださいね。
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#空き家 #固定資産税 #小規模住宅用地の特例 #建物解体 #チャーハン
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不動産コンサルティングマスター及び土地家屋調査士の村上哲也です。
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