不動産売買/賃貸物件/香川県/高松市/T-不動産株式会社 | ブログ

おかげ様です。
不動産コンサルティングマスターの村上哲也です。

来年もこんなに暑いのでしょうか？
恐ろしい！



先がなかなか見えてこなかった「取引」がようやく近づいてきた感があります。
よ～うやく、やっと！という感じです。
数カ月を要したその要因ですが、それは割愛しておきます。



一般の方にとって、土地の「境界確定及び測量」というものは、馴染みがないものと考えます。
なんとなく、たぶんこんな感じかな？というものでしょう。



この、土地の「境界確定及び測量」というものは、
その土地の状況、その土地の隣接の状況、その隣接の対側の状況、その土地の広さ及び形状、
そんな多くのことがらにより「労力」も「費用」も「時間」も異なってきます。



普通の土地（普通って何？）で、普通の広さぐらい（普通って何？）で、
めちゃくちゃ最短で一ヶ月程度、
まあまあの標準で一ヶ月半程度、
ちょっと時間多めで二ヶ月程度、
こんな塩梅だと考えます。



隣接所有者とすんなり会えればいいですが、すんなり応諾していただければＯＫですが・・・。
職務上請求で戸籍とって住所調べて行っても空き家、廃墟とか・・・。
住んでるけど会えない・・・。
手紙出しても会えない・・・、返信もなし・・・。
ゆえに、
張り込みなんかする時もあります（紙袋に入ったパンと紙パックの牛乳を準備して→嘘）。
張り込みは本当です（笑）。




官民査定であれば、
あと、行政主体の都合もあり、
大抵は常に「たてこんでおります」といった回答だったりして、
アポをとるのに二週間ぐらいかかることもしょっちゅうです。
ゆえに、官民査定は本当に大変ですし、時間がかかってしまいます。



ですので、未来の不動産の売主さんにおかれましては、
不動産の売買契約をしたら、
あとは一週間から二週間ぐらいで、
ちゃっちゃと終わらせて、売買代金が入ってくるのだ！とは想定されないことが賢明です。
それなりの時間を要しますから。
あとは、契約書の特約に加筆しておくべきことがあります。
それは、対象土地の隣接の応諾が無い時はどうするのか？
その境界ラインだけを無視して取引を実行するのか？
あるいは、売買契約は白紙解約して、手付金を買主へ返還すべきなのか？
このあたりは、しっかりと宅建業者と打合せをしておくべきです。これ超大事です。




画像は、数カ月を要した境界確定を完了させた測量図です。
当該土地の南側に水路があるのですが、
まっすぐ走ってくれりゃいいのですが、
これ曲がっているでしょう。
ポイントごとに断面図を書くわけだし、
現地に杭を打つわけだし、
この数の多いことよ。
炎天下の猛暑の中、この杭打ちの作業をするんですが、
筆舌に尽くしがたい過酷さです。

あっ！数日前に測量をしていて、
炎天下のアスファルトに立って測量器をさわっていたのですが、
ニューバランスのスニーカーのソウルの接着剤が溶けてしまって、
ソウルが全部べろ～んって両足とも剥がれてしまいました。
まったくもって、やれやれです（滝汗）。



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